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前回からのつづき。 うーむ、なんと前回更新から2ヶ月も経ってしまった。もはやMBAは遠い昔のことになりつつあり、現在は鬼のようにシンガポールで働いて(かされて)おります。さて、そろそろ留学成果の振り返りを終わりにしたいと思うので、最後の目標達成について振り返りたいと思う。 ⑥Nextキャリアプラン形成 成果:B これもなかなかに評価が難しい目標である。少なくとも、今眼下にぶら下がっているサラリーマン人生の枠内においては、過去の経験や能力・特性に鑑みても、自分の目指すべき終着点は比較的明確であると言える。誤解を恐れず言えば、MBA前からやりたいことはかなり明確だったし、MBAを目指した理由や授業選択・学校選択もその目標に沿って行ったつもりである。現在、ポストMBAをシンガポールで働きながら過ごしていることは、多かれ少なかれ目標達成に近い位置にいると思っている。 ここでの議題は、今の自分の想像範囲を超越した(仕事の枠を超えた)、本当に自分が生涯を賭して成し遂げたいことはなんなのかということであろう。実はこれについても自分の中では比較的明確なつもりでいる。実際、MBA在学中は、少なくともその目標に向けて自分なりに活動していたし、今でもその目標は全く変わってない。すごくざっくり、恥を覚悟で、小生のやりたいことを簡単に言ってしまえば、「日本人/日本国というアイデンティティを武器に、世界初となる何かを自からの手で産出または発掘し、世界に発信したい」ということ。 これ、言うは易し行うは難しで、問題は、現在それに向けた活動を殆どできていないということ。この目標の達成を今の仕事の延長線上に位置づけることもできなくはないが、個人的には全く違う視点からのアプローチが必要と思っている。ということで、評価は辛めのB。ブログの更新をひっぱったせいで、評価点にポストMBAの状況も反映せざるを得なくなってしまった。。。 (多分)総括に続く・・ #
by mtks76
| 2012-07-15 23:02
| MBAコア
前回からのつづき。今回でMBAの振り返りは終了の予定であったが、書き始めると色々と書きたいことが出てきてしまい、なかなか終われない。どうやら終結にはあと1、2回必要そうである。 ⑤人間力の向上(正確な自己認識と人としての魅力の形成) 成果:B+ なんと難しいテーマを目標に掲げてしまったことか。これはもうMBA云々の話ではなく、人生かけて探求すべき壮大なテーマであろう(笑)。 まぁ、成果確認ということで一応振り返ってみると、自己認識については、まぁまぁ正確にできたのではないかと思う。実は小生の場合は、MBA前の時点においても自己認識力は相当高かったという自負がある。自分ができること/できないこと、得意なこと/苦手なこと、性格面の特徴(良い部分/悪い部分)など、自分のことはかなり正確に把握できている方だと思う。ただ、MBAで確実に変わったのは、その認識が「日本人ソサエティーの中での話」から、「世界の中での話」に変わったということか。留学前は、後者については良くわからなかった。今は、世界の中(アジアの中だけか?)での自分の位置づけや特徴をかなり把握できるようになったと思う。もちろん、実際に現場(仕事)に出てみないと本当に把握したとはいえないだろうが、少なくともMBAのおかげで「井の中の蛙大海を知らず」状態から一歩抜け出すことができた。 ちなみに小生はこの「自己認識力」も自分の強みのひとつであると思っている。自分の能力やポジショニングをきちんと把握できている人は、変な虚勢を張る必要もないし、人と無駄に張り合ったり、かっこつける必要もない。できること/できないことが明確なのだから今後の自己研鑽ポイントもクリアだし、仕事でのパフォーマンスが周り(顧客や上司)の期待を下回ることもかなり稀である(できないことは提案しないか、きちんと準備してから提案するので)。 これ、結構当たり前のことのように聞こえるのだが、世の中、いい年になって自分のことを理解できていない人がなんと多いことか。しかも殆どは過大評価である。小生も20代までは自己認識が過大評価になりがちだったが(まぁ若い頃はそれくらいのほうが良いと思う)、今はきちんと状況認識ができていると思う。 ブログで自己分析の内容まで書くのはさすがに恥ずかしいので割愛したいと思うが、結局、わかったことは、当たり前であるが自分はどこにいても自分であるということ。例えば得意分野はどこにいたって、誰といたってそれなりのパフォーマンスが出せるし(語学力のハンディはあるが)、日本人の友人と外国人の友人の小生に対する評価・印象も基本的には同じ。MBA生活を通じてこれを実地で確認できたことは大きな価値があるし、また、仕事以外の「自分」に対する理解も深まった。そして、何よりも、世界で見た場合に自分に足りないものが明確になった点が大きい。人間、成長するためには目標(理想)と現実(現在の能力)のギャップを分析しながら、そのギャップを埋めるために努力をするわけだが、目標の方が井の中の蛙レベルから大海レベル(笑)になった。 なお、ここで話しているのはあくまでも「自己認識力」だけの話であり、認識しているビジネスマン・人間として抱える多くの欠点を今後どう克服していくかは別の話題であるので悪しからず。(こちらは引き続き精進が必要なのだが、性格面での欠点などは、わかっていてもなかなか変えられるものではないです。はい。。。) なお、当たり前の話だが、人としての魅力がMBAの1年半程度でそんなに大きく向上できるわけがない。自分はどこにいても自分であり、自分の良い点は、世界中どこにいてもきちんと評価され、悪い点は日本だろうとインドだろうとどこに行っても通用しない。MBA中にも人間としての未熟さを痛感したり、能力面で反省する点は多々あった。したがって、この壮大なテーマには生涯をかけて引き続き、誠心誠意取り組んでいく所存である。 ということで、総括は無難にB+。なんかこの一連の成果確認、最後のひとつで帳尻を合わせないと、MBAでの成績よりもかなり悪くなりそうである。 (つづく) #
by mtks76
| 2012-05-12 11:22
| MBAコア
(遠い昔となりつつある前回からの続き。。。) 情けない言い訳だが、ここのところあまりにも業務多忙で、本当に筆が重くなってしまい、2ヶ月ぶりのブログ更新となってしまった。 このブログはアジアMBAのアプリカントと数少ない知人しか読んでないでしょうから、いまさら報告するまでも無いが、小生は、4月よりシンガポールに再駐在となっております。現在、思い描いていた仕事とは違う業務についてはいるが、ポストMBAとしてはまずまずのスタートであろう。さて、初志貫徹すべく、あと2回かけて、MBA留学成果の振り返りを完結させたいと思う。 ③ビジネス基本知識のブラッシュアップ 成果:B+ 今思えばなんと当たり前のことを目標にしてしまったことか。ビジネススクールに通うのだからビジネス基本知識がブラッシュアップされるのは当たり前である。小生の場合は、中でもファイナンス、会計、統計等の数値・分析系のクラスに時間を費やしたが、理由は日本人はソフト系が苦手でハード系が得意だからではなく、恐らく小生のようなやや年寄り(?)にはソフト系の授業は若干胃もたれがするのである。早い話、抽象的な議論を若いクラスメート達としてもふわふわした感が否めず、飽きるのである。 あとHKUSTの場場合は、ソフト系の授業よりもハード系の授業の方が教授・授業の品揃えが良いのも理由のひとつであろうか。コンサルティングを生業にしながら、ファイナンスや統計学などは理解が曖昧だったため、しっかりと基礎を学べたのは大変良かった。特にファイナンス系の授業は恐らくやっていて一番おもしろかった授業である。戦略系の授業も好きだったが、議論はどうしても発散しがち。その点、ファイナンスは答えが収束しやすいのですんなりと受け入れやすい。日本人(アジア人?)はレクチャー形式の授業になれているので答えが収束する授業の方が納得しやすいのかも。一方で、リーダーシップ、コミュニケーション、ネゴシエーションなどはなんとなく頭の片隅に残っているという程度である。まぁこの辺はこれまでのキャリアや個人的な嗜好もあるので偏りがでるのは仕方ないか。きっと使わない知識(ていうか直接的に使う知識なんて殆どない)はどんどん薄れていっているのだろうが、基礎を理解しているため、またテキストを開けばすぐ思い出すであろう(多分)。 ということで当たり前すぎるこの目標の達成度にAを与えるのははばかられるため、無難にB+でしょうか。 ④勉強面(成績・授業パフォーマンス)での結果 成果:A- 小生の場合、残念ながら学業のパフォーマンスにはややムラがあった。はずかしいが、振り返りといっている以上、赤裸々に成績を公表したいと思う。 一番最初の学期の成績は散々だった。第一に英語力不足、第二に時間配分ミス。既にファイナンスやビジネス等の学位を持ち、英語を全く苦にしない友人達と同じような配分で勉強とネットワーキング(遊び?)を行ったため、Aはおろか、A-すら取れない状況に。テストの手ごたえも相当悪かったのだが、蓋を開けると殆どB+でBがひとつだけという状況。「お?なんだ、意外と悪く無いじゃん」と思ったら、以前にも述べたとおりHKUSTでのBはほぼ最低のグレード。要はきっちりと平均未満に所属していた(笑)。さすがにこれではまずいと思い、第二学期は奮起して勉強に力を入れる。その結果、A+を含む全科目Aレター。「なんだ、やればできるじゃん」と、調子に乗ったのか、次の学期では手を抜き、A-とB+中心の生活に逆戻り。 ISBに交換留学した最初の学期も良くパワー配分がわからず、また、他の交換留学生達の遊び雰囲気に飲まれ、なんとなくぼちぼちの勉強で過ごしていたため、「ISBの生徒達のコンペティティブさと成績評価の厳しさはHKUSTとは全然違う」と気づいた時には時既に遅し。なんとかぎりぎり凌いだ結果はオールB。 「このままでは卒業も危うい!」とあせりを感じ、奮起したMBA最終学期。多分MBA生活で一番勉強した学期となった(最後の最後で一番勉強しているあたりがかなり間抜けなのだが。。)。おかげで、ISBという荒波の中で、最高グレードのAを3つ(ISBだとAが最高)、A-をひとつという、97%インド人クラスメートの中にあって恐らく全体の上位5%に入るであろう好成績取得という快挙(?)を成し遂げた。これは相当うれしかった。 さて、授業中のパフォーマンス(主にパーティシペーション)という観点ではどうであったか。やはり最初は英語力が足を引っ張った。ただ、最初から最後まで1授業につき1回は絶対に発言してやろうと思い、それを実行した。特に最初の学期は、発言レベルも気にせず、質問でもなんでもいいからとにかく最低1回発言を自分に課した。(今思えば最初は発言すら恐怖するレベルの英語力だったのだ。。。) 小生レベルの英語力でMBAを開始される方へのアドバイスだが、疑問系はとても発言しやすい。そして教授やクラスメートの回答の内容を聞き取れなくとも、ふんふんと、したり顔でわかったような顔でやりすごせる(笑)。小生は最初と第2学期は、常に前列に座るようにし、英語が通じなかった場合は最悪ボディランゲージを駆使して乗り切ろうと腹をくくっていた。また前列はクラスメートの顔も見えないので緊張も少ない。今思えば、涙ぐましい努力をしたものである。英語ができないだけでなめられてなるものかという変な気合だけはあったのが幸いした。(本当はあまりにも低い英語力でMBAに来るのは迷惑以外の何者でもないのだろうが。。) こうやって質問でもなんでも発言を繰り返していくと、自然に度胸がついてくる。小生は後半になっても相変わらずクラスで下から1,2を争う英語力だったが、授業中に発言することの恐怖心はなくなっていた。回数では欧米人には勝てないし、内容の無い発言は回数多くても邪魔なだけ。ということで後半は、日系企業の事例であるとか、日本の商慣習とか、自分が従事したプロジェクトでの事例だとか、自分にしかできないユニークな発言をしようと心がけた。そして自分は日本人代表であると常に意識し、プライドを持ち続けた。 ISBへ交換留学した際も、最初は戸惑った。クラス規模が90人以上(HKUSTはMAX50人)で、生徒は全員ネイティブ。知り合いが一人もいない上、席も指定で常に最後列となり、完全なアウェー状態。しかも、英語下手くそ仲間(それでも通常の日本人生徒よりは遥かに上手)の中国人、韓国人、台湾人はどこにもいない。しかし、留年の恐怖心が発言の恐怖心を完全に凌駕した(笑)。一度発言すればしめたもので、クラスメート達や教授もなんか変な日本人が下手な英語で発言しているなと思いつつ、「As XXX said, 」みたいな感じで勝手に小生の発言をフォローしてくれたりする。そうするとなんとなく仲間意識が出てくる。クラスメートの顔(名前までは覚えられんが笑)もお馴染となってくれば、大教室でも緊張感は殆ど無くなる。思えばISBでは好成績を取るために皆必死であり、小生もその一人であった(もっとも狙ってたのは好成績じゃなくてBだけど笑)。そして、発言の量・質は成績に直結する。英語が下手もくそも言ってられないのである。ISBでは、不肖ながらも日本人代表というだけでなく、東アジア人代表の志を持ち続けたつもりである。それが幸いしたか、発言量に比して、クラスパーティションの評価は非常に良かった。 なんかこう書くと、すごく頑張ったね、立派だったね、という風に見えるのが文章の恐ろしいところである。が、間違いなくそんなかっこいいものではないし、皆多かれ少なかれ同じような苦労や努力をしているはずである。小生の場合はあまりにも低いところかのスタートだったため、とにかく必死だった。そして教授や仲間達に本当に恵まれた。下手くそな英語に最後まで付き合ってくれて本当にありがたい。発音はちっともよくならなかったが、おかげで度胸だけはついた。(そして彼らは間違いなく”日本人英語”に慣れたはずである。この先日本人と仕事することがあったらきっと小生に感謝することであろう。。。) ということで総括すると、まぁやればできるということはなんとなく証明できたのかもしれない。一方、「継続」という最も難しく、かつ尊い能力に欠けているという悲しい現実も浮き彫りになった。結局、オールAやクラスアワードを取得できるのは「継続」できる者のみ。やはり怠け者はいつまでたっても怠け者なのだろうか。もう少しがんばれたなーとも思いつつ、最後のISBでの粘りを重点評価してかなり甘めのA-。クラスでいっぱい発言して個人賞も取ったしね。この自分に甘いところが、きっとだめさの根源なんでしょうね。。。 (つづく) #
by mtks76
| 2012-05-08 02:34
| MBAコア
先週から長期出張でシンガポールに来ているのだが、さっきから雨が降りだし、予定していた外出が出来なくなってしまったのでその時間をブログの更新に充てよう。 さて、前回からの続き、MBA留学の成果確認である。MBAの成績っぽく、A+、A、A-~Fで評価してみよう。 ①グローバルコミュニケーション能力向上 成果:B+ まずは英語でのコミュニケーション力であるが、こちらは及第点をつけたいと思う。英語環境においてコミュニケーションレベルで苦労することはほとんどなくなった。英語力自体が上達したというよりも、慣れ、そして度胸がついたことが最大の要因であろう。こちらはMBAの授業のおかげというよりも、私生活で友人達と過ごした時間の貢献の方が大きいように思う。小生は、未だにハリウッド映画を見ても70%くらいしか理解できないし、リーディングのスピードもかなり遅いが、少なくとも「英語が不安なゆえに尻込みする」という状況は皆無となった。この「度胸」、語学学習では最も重要である。母国語じゃないんだから英語が下手なのは当たり前。たとえ一回で聞き取れなくても確認すればよいし、そんなことで面倒くさがられたことは今まで一度もない。当たり前の話だが、会話の中身の方が英語力よりもはるかに重要であり、「内容のある男」であることが肝要なのである。中身があれば、流暢な発音じゃなくても、かっこいい言い回しを知らなくても、人は話を聞いてくれる。 ファシリテーションやプレゼンテーションにしても、こちとら何といってもあの口うるさいインド人達に囲まれてMBA最後の2タームを過ごし、クラス賞(?)までもらったほどである(笑)。あれ以上の過酷な環境が現実世界で頻繁に起こるとは到底思えない。今も業務の1/4くらいで英語を使う機会があるが、あのような状況にはまだ出くわしていない。もちろんアメリカに住んで、そこの金融機関でアメリカ人と同じ立場で働くというレベルにはまだまだ遠く及ばないだろうが、少なくとも今の自分の環境で必要なレベルには到達した。もちろん、より一層「実務的な」英語とすべく、これからも精進が必要なことは言うまでもないが、MBA初期のころを思い浮かべれば、まずまず目標達成と言えるであろう。 一方、もう一つ身につけたかったコミュニケーション能力として中国語があるのだが、そちらは完全に落第点である。留学中は英語力向上に重きを置いてきたとはいえ、こちらはもう少し頑張るべきであったし、その機会も多々あった。北京に2ヶ月も語学留学し、当時は片言なりとも多少はしゃべっていたものの、インド・日本生活を経て、すっかり忘れてしまった。環境のせいではなく、学んだものをキープするだけの継続学習をしなかった自分の責任である。やはり語学学習を継続するのは難しい。なぜなら小生は地道な反復系の勉強が大っ嫌いであり、語学はその最たるものであるという苦手意識がある。ただ、語学が身を助けるのは事実。よって、こちらの勉強は是非再スタートしたいと思う。 ということで、英語だけみれば、Aを与えても良いと思うけど、中国語はCだから、重要度の比重を加味して総合B+くらいかなというところである。 ②ネットワーキング 成果:A- MBA生活で最大の力点を置いたのはこのネットワーキングである。特にクラスメートとの時間を何よりも大切にした。したがって、一生付き合うであろう友人や親友と呼べる友人が世界中に広がることとなった。これは自分でも予想外のことであった。黄色系のアジア人はともかく、インド人や欧米人達ともこれほど仲良くなれるとは全くもって事前に想像していなかった。しかし、これこそがMBAの醍醐味であると今では確信している。ISBでは力点が勉強だったのと、多少の息切れ感もあり、HKUSTほどは深い付き合いを出来なかったが、それでも何人か良い友人が出来た。プネ出身で何かと小生たちの面倒を見てくれたインド人Mや、ルームメートだったインド人Nやベルギー人D、同時期に交換留学していた日本人Kなどは、今後も長く付き合ってゆける友人達であろう。 総合的に見て、クラスメートとのネットワーキングは大成功といってもよいと思うが、反省点は外部とのネットワーキングにそれほど精を出さなかったこと。あと、教授達ともあまり深い付き合いが出来なかったように思う。就職活動をしなかったという点が大きいのだが、もっと積極的に会社説明会や就職イベントなどに参加し、ネットワーキングしても良かったように思う。いわゆる「すぐ役に立つ=金につながる」ネットワークは構築できなかった。あまり周りからは見られないのだが、小生は根は結構な人見知りで、緊張が解れるまでにはそれなりの時間と付き合いが必要であり、ネットワーキングには結構なパワーと努力が必要なのである。まぁこれは言いわけで、結局は忙しさと居心地の良さにかまけてただ怠けていただけなんだけど。元来の怠け者気質はMBAでも治らなかったな(笑) ということで結論は少し甘めでA-。まぁこんなところか。 (続く) #
by mtks76
| 2012-03-11 17:42
| MBAコア
やっぱ就業生活に戻るとブログを書くのがなかなか億劫になりますね。 でもこれだけは絶対にやっておかなければならないということで、当初立てた目標に対する成果確認をしておきたいと思う。(これをやらない人がなんと多いこと。。。そんなものは目標とは言わないと思うのだが。) 最初の頃にブログに記載した目標は以下。 ---------------------------------------------------------- (1)自分自身のグローバル化(80%) ・英語でのコミュニケーション力を磨く(プレゼン、ファシリテーション、読み書き、etc) ・グローバル環境でのソーシャルネットワーキング力(人間性?人としての魅力?)を磨く ・世界中に友達・知り合いをつくる/日本以外の国・人のことをもっとよく知る。 ・ビジネスマンとしての世界の中での相対的な位置づけ(強み/弱み)を確認し、今後につなげる ・日本国外でアカデミック面で何か成果を出す(大学時代ほとんど勉強しなかった反省も込めて) (2)仕事力の向上(20%) ・ビジネスマンとしての最低限の素養・知識を身につける。(どちらかと言うと若手が通うフルタイムのビジネススクールは、ジェネラルマネージャー育成とかいうレベルよりもこちらに近いのでないかと思う) ・将来のビジネスで役に立つ人脈・ネットワークを作る ・新しいビジネスのアイディア・可能性を探る。 ・アウトプット中心の生活から一旦立ち止まり、インプットを増やして蓄える。(特に最近はインプットよりもアウトプットの時間が圧倒的に多くなってしまい、枯れていく感覚があった・・・ ---------------------------------------------------------- そして去年の正月に追加(アップデート)した目標が以下。 ---------------------------------------------------------- ①英語力の向上 授業も落ち着いてきたので本格的に取り組む。もちろん完璧は無理だけど卒業までに英語でビジネスができると自信を持てるレベルに仕上げたい。中国語習得はとりあえず忘れます。具体的な施策をいろいろ検討中。 ②ネットワークの拡大 アントレクラブやジャパンクラブでの活動を通じ、将来に向けて人脈を広げたい。校内はもちろんのこと、今後は校外も視野に入れて積極的にクラブ活動に精を出す予定。 ③ビジネスプランの作成 卒業後、会社に戻って何をやるか/今後5年間どんなビジネスにチャレンジするか、卒業までにじっくり練りたい。新しい事業プランも良し、既存事業の拡大プランも良し。言われたことを受動的にやるのではなく能動的に仕掛けられるようにプロフェッショナルとしてしっかりと準備しておく。 また、世界中のあらゆる国籍の連中が一ヵ所にこれだけ集まる経験なんてきっとそうそうないだろう。こいつらと一緒に何ができるか/将来何かできないかも長いスパンで考えていきたい。 ---------------------------------------------------------- 今見返すと稚拙/的外れな目標もあり、恥ずかしさもあるが、結局まとめると以下の6点に集約できるであろう。 ①グローバルコミュニケーション能力向上 ②ネットワーキング ③ビジネス基本知識のブラッシュアップ ④勉強面(成績・授業パフォーマンス)での結果 ⑤人間力の向上(正確な自己認識と人としての魅力の形成) ⑥Nextキャリアプラン形成 30代中盤の目標としては随分ベーシックな内容だが、だからこそ難しいし、MBA留学のような長期かつ特殊な環境下では、奇をてらうよりも基本に忠実な目標・行動指針をもつべきだと思う。(私費留学であればキャリアアップ/チェンジという最大の目標が眼前に聳え立っているわけで、成果確認も明確なのだが、社費留学だと、自分なりの目標・規律を設けておかないと、ただ流されてあっという間に終わってしまうかも) 次回以降、ひとつひとつ成果確認を記載していこうと思う。 #
by mtks76
| 2012-03-05 01:36
| MBAコア
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