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MBAという選択の続き。 なぜHKUSTを選択したのか。こちらもありのままを記載します。 <WHY HKUST> 極論から言えば、おそらく社費じゃなければHKUSTには来ていなかったと思います。もっと言えばアジアのビジネススクールにも来ていない。 なぜか?それはアジアのビジネススクールはまだまだトップスクールになれていないと思っているから。やっぱり、卒業生ネットワークの規模や知名度、歴史から見れば、欧米のトップスクールに行く方が何かと潰しが利くでしょう(日本人であれば)。卒業後、日本に帰って例えば戦略コンサルファームやIBankに就職活動することを考えれば、そっちのほうが受けは良いでしょう。 もちろん、アジアの大学にいくことで他人との差別化を図る(日本人留学生はまだまだ少数です)、現地(HKUSTであれば香港や中国)でなんとしても就職する、アジアビジネスをするんだから授業やクラスメートがアジアよりの方が良い、という考え方もありますが、小生は小心者なのでそのようなリスクは負わなかったと思います。 また、年齢的に1年制のMBAが良かったので、自費で行くならおそらくイギリスのプログラムを目指していたでしょう。 ではなぜアジアにしたのか。それは社費留学制度に応募する際、社内推薦を勝ち取るための差別化戦略として、アジアビジネス/アジアネットワーク/アジア大学 に焦点を絞って志望書を書いたから。これが会社側にもメイクセンスしたようで、2度目の正直で社内選考を勝ち抜く。 ということで、小生は、受験先をアジアのフルタイムBスクールにリミットしたため、アジアの大学しか受験していません。 その後、シンガポールへの駐在が急遽決まり、留学後も東南アジアやインド方面に戻る可能性が高まったため、当初は在シンガポールの大学を第一志望に受験しました。ちなみに、当時の志望順位は以下。 1.INSEAD(シンガポール) 2.NUS(シンガポール) 3.Nanyang(シンガポール) 4.HKUST(香港) 5.HKU/CHKU(香港) 原則1年程度という縛りもあったためCEIBSは考えず。インドは面白そうだけど将来が完全にロックオンされそうなので断念。INSEADはシンガポールにも校舎があるため、アジアという括りに入れてもらう。 最終的な出願校と受験結果は以下のとおり。(出願順) ・HKUST・・12月中旬の第1ラウンドで出願・・・・○合格 ・Nanyang・・12月末の第1ラウンドで出願・・・・○合格 ・NUS・・1月末の第1ラウンドで出願・・・・○合格 ・INSEAD・・3月末の第3ラウンドで出願・・・・×不合格 ちなみに今後の受験される方々の参考までに。HKUST出願時(11月末時)のTOEFLは97点、GMATは640点でした。 GMATはトップスクールを目指すには足りないけどアジアであれば十分。TOEFLは100点ほしかったけど、カウンセラーからアジアであれば勝負できるとアドバイスをもらい全て第1ラウンドで出願。 その後もINSEAD合格を目指し、受験勉強を続けたためGMATは600点後半まで上がったけど、TOEFLはあまりあがらず。結局、年齢がやや高め(アドミッションからもeMBAを薦められる)なのと英語力の低さを指摘され、INSEADは残念ながら不合格。 INSEADにアジアンテイストはまったく無いと思うけど(ただ校舎があるだけ)、やはりグローバルのネットワークの大きさとネームバリュー、生徒の質など諸々考えたら別格だと思います。10ヶ月で卒業できるし。受かっていたらINSEADに行ってたでしょうな。 結局、合格した3校の卒業生や在校生に色々お話をお聞きし、当初志望順序を覆してHKUSTに最終決定。決めた理由は生徒の多様性と教授陣の質の高さ。あと、シンガポールの2校はインド人生徒の比率があまりにも高すぎる(40%とか30%とか聞いた覚えが)と感じたため、HKUSTを消去法的に選んだとも言える(インド人が嫌というわけではないです。)。逆に最後まで気になったネックは中国テイストが高すぎること(普通は中国テイストを求めてくるんだけど)。 ただ、今のところ中国テイストはそれほど感じないです。インターナショナル生徒は、中国というよりもアジアという観点でランキングが高い&ファイナンスに強いことを理由に来ているやつらが大半だし、教授のナショナリティも多様。同級生に中国人は確かに多めだけど、まぁ人口比率とマーケットの勢いに鑑みればしょうがないでしょう。 結局、ランキングに沿った決断となったが、やはりランキングはスクール選びの重要なファクターだと思う。クラスメートの質はランキングに正比例すると思うし、教授達ももちろん気にしている。HKUSTは学費が他のアジアビジネススクールに比べて高いけど(それでもINSEADや欧米のトップスクールに比べたら格安)、それらが教授陣、ファシリティ、MBAオフィスの質につながるはずなのでまぁしょうがないでしょう。 個人的には、クラスメートのレベルとダイバーシティ、そして教授陣には今のところ満足しています。授業も非常にインテンシブでサボり癖のある自分には良いです。クラスメートはもう少し年齢層(キャリア)が高い方が良かったけど、これはわかっていたことなのでしょうがないですね。不満点はファシリティ。例えば図書館が24時間じゃなかったり、グループワーク場所が少なかったりと不満です。駅からのバス・タクシーも毎朝混んでいるし。ファシリティは現在新しいMBAプログラム用のビルを建設中なので来年以降はもう少し良くなるでしょう。あと、私は住んでませんが寮は相当いまいちです。MBAオフィスもちょっといまいちかな。あと、構内は禁煙なので喫煙者にはつらいです。 以上、何かの参考になれば。
by mtks76
| 2010-09-25 08:29
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