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先日在香港のビジネススクールに通う日本人学生(HKUST、HKU、CUHKの1年生)が集まった新年会に参加した。その際、アメリカの某ビジネススクールから交換留学でCUHKに来ているMさんがおもしろいことを言っていた。 「香港のMBAに通う学生は皆本当に優しい。アメリカでは成績が完全な相対評価ということもあり、アジア人は(英語が下手で)グループワークにもなかなか入れてもらえないからチームを組むのも大変だし、入れてもらえたとしても使えない(チームへの貢献が少ない)とすぐ教授に密告される。」 このMさん、英語が下手だからと謙遜していたが、大学3年目に編入し、アメリカの大学を卒業しているし、卒業後は外資系企業にずっと勤めていたくらいだから英語が下手なわけがない。少なくとも小生と比べれば雲泥の差であろう。 確かにHKUST(おそらく他の香港MBAも)に通う学生は比較的仲間を大事にするし皆優しい(全員とは言わないけど)。小生がチームに入るからと言って嫌な顔をされたことも一度もないし、困っているときはチームメンバーは必ず救いの手を出してくれる。私が知る限り、チームに貢献が少ないと密告されたなんて話はあまり聞いたこともない(グループワークを無断で欠席したり課題準備を事前にしてこないなどよっぽどひどい場合は別として)。まぁ生徒間の相互評価(ピア評価)を義務付けしている授業もあるのでそこではきちんと評価しているだろうけど。 しかも、それはアジア人だけでなく、欧米人も皆そうだから驚きである。HKUSTは4割くらいが欧米人(チャイニーズ系**人は除く)なのだが、そもそもアジアが好きで、アジアを学びに、アジアに来ているわけだからアジア人と一緒にやるのが嫌だなんて思考はないのだろう。かくいう小生の友人も欧米人の方が多かったりする。小生との会話は、リスニング力は低いし、スピーキングもスローだから面倒なはずなのだが、表立って嫌な顔をされたことも無い。そういえば、昔アメリカの大学に留学していた会社の上司が「結局最後まで残って今でも連絡を取り合っている友達はアジア系が多い」と言っていたのをMさんの話を聞いてふと思い出した。 。 ぬるま湯と言えばそれまで。Mさんの大学が特殊なのかもしれないから一般化するのは危険だが、一般的にはアメリカの大学の方が厳しい競争社会であるということは言えるだろう。厳しい競争にもまれる分、成長は大きいのかもしれない。たしかに、HKUSTでも皆の優しさに甘えてチームに全然貢献しない生徒も少なからずいる。でも小生には今くらいがちょうどいい。一生付き合っていけると思える欧米人の友人が何人もできたのは正直予想外であった。アメリカに行ったら難しかったかもな。。。
by mtks76
| 2011-01-21 22:30
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